コノスル オーガニック ピノノアール

チリワイン

コノスル オーガニック

ピノ・ノアール

 自然のサイクルを基本とした葡萄づくりから産まれるこのワインは、ドイツのオーガニック農産物認定機関『BCSエコ』の認定を受けた有機栽培葡萄を100%使用したワインです。

 ラベルに描かれた自転車は、毎日畑へとペダルをこいでいく農夫たちのシンボル。彼らの献身的な畑仕事とチリの大自然が、土の滋味たっぷりで凝縮感のある個性を産み出しています。

 苺やチェリージャムの果実香に、煙草やなめし皮などの香りが感じられます。新鮮で澄んだプラムを思わせる果実味、きれいな酸味と中庸なタンニンがあり、優しい味わいのワインです。豊かな土壌に由来するミネラル分も感じられます。

生産国葡萄品種甘辛
チリピノ・ノワール100%-
アルコール度数ボディ感年号
14度フルボディ2017

 コノスルでは1998年よりインテグレーテッド・ヴィンヤード・マネージメントが開始され、「昔の農業のやり方に戻ろう」という方針のもと、ワイナリー内の化学物質を可能な限り排除し、自然のサイクルにしたがった方法での葡萄畑の運営を行っています。畑では様々な工夫がなされています。その一部をご紹介致します。

 除草剤をまく代わりにワイナリー内に1,500羽のガチョウ、20頭の羊のほかクジャクやキジ、ガイネタというスペインの鳥を放し草を食べさせ、害虫の駆除にあたらせています。 葡萄より先にバラを攻撃する害虫対策として一列おきにバラを植え、バラが病気にかかったらその付近の葡萄をチェック。葡萄への被害を未然に防いでいます。
 葡萄樹を剪定する際に使うワイヤーの代わりに、「ピタ」という植物の葉を細く糸状に切って使用。 土ぼこりに乗って移動する赤クモ「ブリトー」対策として、土ぼこりが舞わないよう道路に葡萄の樹を敷いています。
 葡萄の樹を登って枝を食い尽くす害虫「ブリトス」の対策として、樹にニンニク、のり、油などを塗ったバンドを巻き、樹に登れないようにしています。葡萄の葉につく「ブリトー」という赤いクモに対しては、ブリトーを食べる白いクモを畑に放して対策。 肥料は除梗・破砕した葡萄の搾りかすをワイナリー内の道路脇に置き、7ヶ月発酵させてつくった「コンポスト」という肥料を使用。これをティーパック状に袋に詰めて貯水槽に入れ、栄養分となる窒素やホウ酸を溶かしだし、その水を撒いています。

 ワイナリー情報 (コノスル) 

 コノスルはラペル地区チェンバロンゴに100年以上続く単一畑を所有するワイナリー。もとは川底であった肥沃な土地と穏やかな気候に恵まれ、果実味にあふれた非常に力強く、エレガントな味わいのワインを創り出しています。

カベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワール種は特にイギリスでの評価が高く、それ以外の品種も海外で数多くのワイン賞を受賞しており、最近はメルロー、ゲヴェルツ種の評価が高まっています。

750ml…1,265円(税込)

購入数

おすすめ商品